山で木を伐採し、運搬するまで

倒す方向が決まったら、倒したい方向に、写真のように三角にチェーンソーでカットします。これを受け口といいます。

受け口の反対の方から切れ目を入れます。立木の様子を見ながら、少しずつ切っていきます。これを追い口といいます。

追い口が丸太の半分くらいに達したら、くさびを入れ、大ハンマーで叩きながら追い口を開いていきます。少しずつ角度が付いてくるので、倒したい方に調整しながらくさびを打ちます。

立木が倒れる瞬間です。狙い通り倒すには、勘と経験が必要です。

一定の長さに切断することを玉切りといいます。3m、4m、5m、6mなどなど、決められた寸法に現場で玉切りしてから工場に運ばれます。

山で伐採され、玉切りされた丸太は、専用の丸太運搬車で製材工場まで運ばれます。