伐採現場

小学校の行事と同じ日の午後は、山へ行ってきました。

新築で建てられる現場に使う木を、山で切り出しています。

木の家が良い、と言ってもどこの木でも望ましいというわけではなく、

建てる場所、その地域の気候や風土で育った木を使うことが、家を長持ちさせる要素になるのは確かです。

木は切り出し、加工しても呼吸はします。

そのため、生の木を使うとまだまだ元気で呼吸が大きい為くるい(割れや収縮)が生じやすく、

構造上は特に問題はありませんが、クロスの割れや隙間等はこの事が関係してきます。

乾燥させた木を使うと呼吸はしますが、小さい為くるいが少なく後の見栄えは気にならなくなってくるかと思います。

石川製材所ではこのことをふまえ、乾燥機で行う人工乾燥と、自然乾燥を材料によって使い分けています。

ではでは、伐採現場へ戻りましょう!!

ブログ3

↑初めに、倒す方向を決め、その方向側にチェーンソーで三角に切り込みを入れます。↑

↓次にその反対側からチェンソーで切っていきます。↓

ブログ1

↓黄色の矢をハンマーで叩いて木が狙った方向に倒れるように調整しながら作業を進めます↓

ブログ2ただ切れば倒れるってものではなく、熟練した技と、経験が必要なんです。

適当に切ると、テレビでよく見るビックリ映像のように、

木を倒して車にドーーーーン!!家にドーーーーン!!

みたいなことが起きるんですね(^。^;)

会長も一緒に山へ。

山・木への愛は誰にも負けません。まだまだ現役ですね(^◇^)/

ブログ4

最近全国的に出没している熊ですが、

この日の午前中、地域のサクランボ畑で、サクランボを食べた痕跡が発見され注意喚起されていました。

熊も山形の名産サクランボの赤い誘惑には勝てなかったようですね(笑)

伐採現場でも気を付けなければ。。。

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↓ ↓ ↓

地域の木を活かす理由・木の魅力について

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この記事を書いた人

2代目父、3代目息子が一級建築士として、住宅の新築からリフォームまで手掛けます。強みはなんと言っても、原木の伐採から製材、設計、施工までを自社独自で行い、コストを抑えること。製材品は業者様に限らず、一般の方にも販売しています。

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